理事会報告
6月14日、東京都内のホテルで日本クエン酸サイクル研究会の理事会が行われ、役員13名と事務局5名の計18名が出席しました。
今回は、平成25年6月14日に設立登記が完了した「一般社団法人日本クエン酸サイクル研究会」として初めての定時総会となり、新会長に就任した五味康昌会長の挨拶に続き、新しい理事の紹介、社団法人設立と今後の活動について事務局から報告があり、その後、参加者による意見交換が交わされました。
五味会長は、就任の挨拶として以下のように述べました。(以下、要旨)
「クレブス博士の科学的理論に基づくクエン酸サイクル活性化飲料は、人間の体全体のメカニズムを活性化させるための実践として素晴らしいものであると感じ、このたび会長就任のお話を受けさせていただきました。長く研究会を率いてくださった田尻昌克・前会長の後任として、社団法人としての新たなスタートを契機に、より公益性の高い取り組みを目指していきたいです。今の世の中は、社会全体が複雑化し、先進国の経済不安、環境問題、原発・エネルギーの問題、高齢化とそれに伴う社会保障の問題など、数々の難題を抱えています。そんな状況だからこそ、一人ひとりが健康であることが何より大切です。“生きていく”ということは、ただ生存するのではなく、“豊かで明るく健康で生きていくこと”であると私は考えます。そういう人が多くなれば、社会全体が健康になります。“強いエネルギーを引き出す”クエン酸サイクルの役割を通して、人々の健康に貢献していくことは、社会的に大変意味のあることだと思っております」。
このたび新しい理事に東京女子医科大学名誉教授の神津忠彦氏、しごと能力研究学会理事の小森岳氏、当日は欠席となりました早稲田大学理事・教授の藁谷友紀氏の3名をお迎えいたしました。また、当研究会の評議員としてご尽力いただいた故・逸見晴恵氏のご友人である三坂裕子氏を新たにお迎えし、それぞれご挨拶をいただきました。また当研究会の副会長である中西透、理事の中村勝広氏、評議員の中西太氏、日蔭温子氏、岡部和子氏からもご挨拶をいただきました。
意見交換では、クエン酸サイクル活性化飲料の有効性を例証する方法について、理事の神津氏と中西副会長の間で、活発な議論が交わされました。
支配人である古内亀治郎からは、五味会長のもと一般社団法人として新たなスタートを切り、さまざまな分野に見識の高い方々を理事に迎えられたことへの喜びと、研究会のさらなる活性化への期待が語られました。そして、今後も「強い元気」を導く「強い会」となるよう尽力し、メンバーの皆様からも引き続きご協力をいただきたいと述べました。
今後の活動として、9月の903の日(クエン酸の日)イベント、12月の講演会・セミナー、来年3月の定期報告会、6月の新年度定時総会を予定しております。広報活動としては、当研究会の会報「健康ルネッサンス」を4月号、6月号に続き、隔月発行していく予定です。何卒よろしくお願い申し上げます。