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低血糖症

低血糖症とは
血糖値が低くなる症状ではなく、本来の安定した血糖の変化をコントロールできない状態。症状は多様で、特に抑うつやパニックの症状が出る場合は精神疾患とみなされやすい。

糖分を摂り過ぎている人は要注意。

以下の項目で、3つ以上当てはまるものがあった場合、低血糖症の可能性が高い。
・甘いもの、スナック菓子、清涼飲料水をほぼ毎日取る。
・空腹感を感じ、おやつを食べることが多い。
・夜中に目覚めて、何かを食べることがある。
・夕方に強い眠気を感じたり、集中力が落ちたりする。
・体重の増減が激しい。
・体重が増えてきた、またはやせにくくなった。
・イライラや不安感が、甘い物を取ることでよくなったことがある。
・頭痛・動悸。しびれなどが甘い物を取ることで良くなったことがある。
・血縁者に糖尿病の人がいる。

血糖値の変化傾向によって、「反応性低血糖症」「無反応低血糖症」「乱高下型低血糖症」の3つに分類される。
■反応性タイプは、糖分の摂取後いったん上がった血糖値が急激に下がり、3時間経過後は空腹時よりもさらに低くなる。急激に低下する血糖に対し、体は血糖を上げるホルモンを出すが、このホルモンが交感神経を緊張させるため、そわそわしたり、筋肉がこわばるといった症状が出る。
■無反応性タイプは、糖分を取っても血糖が上がらず、ほぼ横ばい状態を示す。体や頭を動かすエネルギーを作り出せず、いつでも体がだるくて疲労感が強い。
■乱高下型タイプは、血糖値が大幅に上がったり下がったりを繰り返す。気分の変化が激しく、感情が一定しなくなる

普段から、甘い菓子類やパンを好んで食べている人や、これからの季節、喉が渇いたからといって糖分の多い清涼飲料水を沢山飲んでいると低血糖症になる確率が上がります。
摂取した糖分をエネルギーに変えるにはクエン酸サイクルがしっかり働いていることが大切です。また糖分だけでなく、クエン酸サイクルに関わるビタミンやミネラルなどの栄養素を取ることも大切です。
クエン酸サイクル飲料は、エネルギーに変わりやすいブドウ糖を使用していますし、ビタミン・ミネラルもバランスよく配合されていますので、お勧めです。

【参考】Medical Tribuneホームページ